行く末
2014年 11月 16日自分が生きていたという事実を
誰もが忘れてしまうことを
最も恐れているのです。
目次を豊かにしていくためには
決断はとても大切なことです。
それが予め決まっていた
道筋だとしても
自分で物語を語り、守っていく中で
それは重要なこと。
今は装丁の色彩に
目星をつけ。
そして、
時の堆積を細やかに織り上げつつ
物語を書き綴っているところです。
私が花と共に細長い箱に納められる頃
初めてそれは完成するでしょう。
誰かに読まれたなら
私は再び束の間の生を与えられ
確かに存在していたものとして
微かな輪郭を得るのです。
私が本を読むとき、
あなたたちが
私の中に根を張り生きていることを
誰ともなく伝えたい気持ちになります。
by xxxsecret0122
| 2014-11-16 12:34